家での新しい光景や音、匂い、そして母犬との別離は、子犬にストレスを感じさせているかもしれません。子犬のストレスを増やさないように家では静かにしていましょう。

家に着いたらすぐに庭や敷地の外に連れていき、トイレを済ませましょう。トイレが済んだら明るい声でほめてあげてください。

子犬が外にいた後は、家の中の囲まれた安全な場所に入れて、自由に匂いを嗅がせたり探検させてあげましょう。

子犬があなたの家の中や庭に慣れるまで常に見守っていましょう。あなたが子犬のところへ行くのではなく、子犬があなたのところに構ってもらいに来るまで待ちましょう。人に触られすぎて疲れてしまうことがあります。

子犬のベッドに香りを運ぶものと、寄り添うための毛布を入れます。近くに大きな音でカチカチという時計を置くと、母親の心拍だと思わせることができるので、役立ちます。

幼い子犬は膀胱をコントロールできず、食べたり、飲んだり、寝たり、遊んだりした後すぐにトイレに行く必要があります。朝一番、各食事の後、昼寝の後、就寝前には、子犬を屋外の同じトイレの場所に連れていきます。「トイレ」や「速く」などの同じ単純なコマンドを使用します。また、子犬が行ったり来たりする、床の臭いを嗅ぐなど、トイレに行きたがっているサインに注意を払いましょう。

毎日同じ場所で同じ時間に子犬にフードを与えるようにしてください。そうすることで、いつフードをもらえるのかを理解するようになります。子犬を家に持ち帰る頃には離乳し、ほとんどの犬が1日3食食べるようになっています。

運動は子犬の日常生活に欠かせません。運動は健康の維持に役立ちます。ワクチン接種が済んだら散歩に出かけられるようになります。1日2回散歩に連れて行き、最初のうちは1回15分以内に制限するのがよいでしょう。

子犬には優しくしないといけませんが、ソファに登ってはいけないなどの家のルールを理解できるように、最初から方針を変えないことが重要です。

子犬のワクチン接種が済んだら、訓練コースに入れて社会化と良い行動を身につけさせることをおすすめします。訓練コースで学んだことは、毎日忘れずに復習しましょう。

子犬に最適な首輪とリードのタイプについて、獣医師にアドバイスを求めてください。最初は伸縮式リードが便利です。首輪が子犬の首を常に引っ張らなくてすむからです。首輪がしっかりとフィットし、頭からすり抜けないにように調節しましょう。

子犬を首輪に慣れさせて、子犬が安心できる場所に行ってみましょう。徐々にリードを短くし、子犬にあなたの後をついてくるよう教えます。リードを引っ張るのではなく方向を変えるたびにかがんで、子犬にも同じことをするよう促します。

子犬を初めて屋外の散歩に連れて行く場合には、静かなエリアを選びましょう。大きな音する場所やにぎやかな歩道は、子犬が怖がる場合があります。

子犬の最初の散歩は、疲れ過ぎたり困惑したりしないように5～10分程度に制限します。これからの数日から数週間のうちに、最大でも15〜20分くらいあれば作成できます。